下町の居酒屋から事務作業に転職

10年くらい前に話は遡りますが、タイトル通り居酒屋から事務職に転職の経験がありました。高校卒業後、すぐに飲食業界に就職し、その会社を辞めたもののフリーターとして長年飲食業に携わってきました。元々テンション高めなのでバタバタしてる店が自分に合っていたと思います。中でも下町にある居酒屋は繁盛店で終日満席に日が多く、毎日が多忙でした。

最初はアルバイトから入ったのですが、オーナーであるおかみさんに気に入られ就職する事になります。営業時間は平日は短く16時~24時。土日祝日だけ12時~24時の勤務形態で週休二日制。初任給は20万弱だったと記憶しています。毎日が忙しいですが、特に土日祝日の12時間労働は結構堪えました。ただ、スタッフ同士の人間関係も良好で、あまりストレスを感じなかったです。

話は変わりますが、同時にバンドをやっていて、休みの日は練習やライブを開いてました。その為金銭的にあまり余裕がなく、平日の空いた時間に派遣のアルバイトもやってました。ある日その派遣会社の方から内勤ぼアルバイトを勧められましたが、居酒屋の方もあるし自分は事務作業など経験が無く最初は断っていましたが、時間の融通や休みを何とかすると強くプッシュされ居酒屋のおかみにも事情を説明しバイトを始める事になります。

朝9時から14時まで事務のバイトをこなし、16時から24時まで居酒屋の仕事の掛け持ちが始まりました。かなりハードスケジュールでした。事務作業に関しては全く無知なので覚える事が多く大変でしたが、やってみて結構面白いと感じる様になり次第に惹かれていきます。

何か月か悩んだ挙句おかみさんに居酒屋を辞める事を遂げ、派遣会社に就職します。幸いバイト時代に部長とも面識があり仲が良かったせいか、面接もスムーズに進み即採用。ただし、最初の半年は契約社員の条件付きでしたが正社員とあまり差がなかったので承諾しました。最初は内勤のマネージャー業務が全般で、ゆくゆくは支店長と同行の営業周りです。身体的には大分楽になりましたが、反面精神的ストレスが溜まりました。居酒屋の時とはまるで正反対です。

ただ、初任給が手取り25万。こちらは大満足です。慣れてきた所で、今度は営業によりノルマを達成しなければいけませんが、ここで営業職だなと感じさせられます。同期も何人か集まってテレアポの練習です。アポがとれれば会社まで営業案内するというオーソドックスな形ですが、中々難しい。人と話をするのが好きだったので自分は早めにノルマ達成出来ましたが、同期の子で1件もアポが取れない人も出てきます。成績の良い人間は評価されますが、そうでない人は散々に言われます(今でいうパワハラ)。

完全に競争社会に飛び込んできました。それでも成績が出せない人は退社していきます。後ろめたい反面、野心が沸いてきました。それから半年が経ち晴れて正社員になれました。運もよく営業に来て欲しいとの連絡が多数あり、毎月ノルマ達成してきたので、そこが評価されました。同時に支店長に昇格し給料も手取りで約35万円。当時25.6歳なので相当嬉しかったです。仕事にものめり込む様になりましたが、元々のバンドの目的がおろそかになり、今やらないと後悔すると思い退社してフリーターに逆戻りです。

営業職が約2年半。短かったですが、勉強になりました。自分の場合バイト上がりの就職がほとんどなので職場の思い違いの経験はあまり無いです。このときは全く違う業種に転職したわけですが、何でものめり込む気持ちが重要だと思います。最初は戸惑いやストレスで嫌になる事もあると思いますが覚えて仕事をこなす楽しさを感じれれば違う業種でも大丈夫だと思います。