気楽な工場勤務と事務職のストレス

大学時代から卒業後6か月は工場で組立工として勤務しており、その後は事務職に転職しました。工場の仕事は自分に合っていると思っていましたが、事務職として就職する事になりました。

 

その理由は2つあり、一つ目の理由は女の子の一般的な仕事は事務職で事務職で正社員ではないと一人前では無いと思っていたからです。2点目は周囲が「事務系の職業で働け」とか「事務職は楽だからいいよ」と進めてきたからです。正直、私は仕事内容がつまらなさそうだから嫌だと思っていましたが、2つの理由で事務職で働かないといけないと思ったのでしょうがなく就職活動をする事になりました。

前職との大きな違いは、「雰囲気」です。工場勤務は基本的に個人プレーが中心であり、工場で勤務している人は他人の事をあまり気にかけないので人間関係はとてもあっさりしていて、対人関係でストレスを感じる事や上下関係もあまり無く、仕事は体力的にきつかったのですが居心地は良い職場でした。事務職は、ギスギスした雰囲気ですごく疲れると思いました。具体的な例を挙げると、怒鳴りつける上司が居てその上司が来ると事務所全体の雰囲気が一変し、みんなビクビクして「今度は誰が怒鳴られるのか?」と考えてしまい息がつまりました。また、女性同士のいじめもあり、少しの事で意味の分からない文句を付けられ気に入らない事があれば無視をされたりしました。

私が就職した会社は小規模の会社だったので、コンプライアンスがしっかりとしていなかったので違法な事も多々ありました(工場勤務は大手企業での勤務だったので、コンプライアンスはしっかりとしていました)。具体的には、正社員としての就職だったのにも関わらず、アルバイトで、勤務時間も週に40時間であるにもかかわらず健康保険や厚生年金も加入してもらえず、雇用契約書も発行してもらえませんでした。事務職全てでこのような事があるとはいえませんが、事務職に就職するのは社会的な立場の弱い女性で文句もあまり言わないのでこんな事をされると感じました。

事務職のイメージは、パソコンに向かってする仕事で、仕事の内容は資料の作成だと思っていました。また、工場で働いていた時には、「事務職は時間に余裕のある業種で空いている時間があれば他の社員の人とおしゃべりをしたり遊んだりできるよ」と聞いていたので楽そうと思いました。実際に仕事をして感じた事は、資料を作成するというイメージだけは当たっていましたが、その他は違っていて、「雰囲気」の段落で説明したようにギスギスとしていて楽しいとは言えませんし、仕事で疑問な事があって上司に質問する時でも、「質問を今しても良いか?」「そもそもこの件は聞くべきか?」と上司の顔色を常に伺わなければならず、その事に対して多大なストレスを感じました。事務職は人気で楽なイメージがありますが、精神的にはとても疲れます。

事務職の正社員はとても人気で、新卒でなければ基本的には経験者しか雇用されません。未経験者で正社員の雇用に応募する場合は、大幅に妥協をしなければならず(土日が休みではない等)ハローワークに求人がその条件で出ていたとしても、その求人は嘘かもしれません。ハローワークに上記の事を問い詰めても責任逃れをされます。いきなりの正社員としての事務職の就職は難しく、条件を妥協して「どんな会社でも」と思って応募をすると、求人との条件が異なっていたと言う事もあります。そのため、初めは派遣やアルバイトで経験を積み正社員を目指す事をお勧めします。また、肉体的には楽かもしれませんが、知人や友人の話を聞いていても人間関係が辛いという話を聞く事が多く、人間関係の面倒さは覚悟しておいた方が良いと思います。